Facebook、マーク・ザッカーバーグのデジタルユニバース構想を実現するためのエグゼクティブチームを設置

2021年7月28日 (水) 06:49

仮想現実フェイスブックはもはやSNSの会社ではなくVRやARの会社になる?ちょっとイメージがわきませんが、今回フェイスブックは、複数の人が同時に住むことのできるデジタル世界を創造するというコンセプトのもと、「メタバース」に取り組む製品チームを創設するそうです。このメタバースチームは、役員のAndrew Bosworth氏が月曜日にFacebookの投稿によると、FacebookのバーチャルリアリティグループであるReality Labsに所属することになるようです。

「現在、PortalとOculusは、物理的な距離に関係なく、別の人と一緒に部屋に入ったり、新しい仮想世界や体験にテレポートすることができます」とボスワースは書いていますが、メタバースの完全なビジョンを実現するためには、これらの空間の間に結合組織を構築する必要があります。物理的な制限なく、部屋から部屋へ次々に移動するのと同じくらいの感覚で簡単に、これらの空間の間を移動できるようにする、との事。

Instagramのプロダクト担当役員であるヴィシャール・シャーは、Facebookの新しいメタバースグループに参加しています。テクノロジー企業や経営者たちは、スマートフォンやモバイルインターネットの後継技術として「メタバース」の構築を議論する機会が増え始めています。そして一般的な技術者たちの考えはメタバースを、大勢の人々が集まって遊び、仕事をし、交流することができる仮想世界ととらえています。

このメタバースは、フェイスブックのほかにもアップル、グーグル、アマゾン、マイクロソフトなどが開発しているバーチャルリアリティや、オーグメンテッドリアリティの技術と密接な関係があります。その中で、親会社の評価額が440億ドルを超える子供向けゲーム「Roblox」は、メタバースの一例としてよく知られています。

フェイスブックがARやVR技術に多額の投資をしているのは、アップルやグーグルがアプリストアに置くルールに支配されるのではなく、それらが軌道に乗れば、自社でハードウェアプラットフォームをコントロールできる可能性があるからです。FacebookのCEOであるマーク・ザッカーバーグは、先週初めに掲載されたThe Vergeのインタビューの中で、同社独自のメタバースは、モバイル機器やゲーム機だけでなく、バーチャルリアリティヘッドセットでも機能するだろうと述べています。

ザッカーバーグはインタビューの中で、「私の望みは、もしこれがうまくいけば、今後5年ほどの間に、会社の次のステップで、人々が私たちを主にソーシャルメディアの会社だと見ていたのが、メタバースの会社だと効果的に移行することだと思います」と述べています。

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